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20100326

RGT-8

RUF社は新開発のV型8気筒エンジンを搭載したモデル、“RGT-8”プロトタイプを2010年ジュネーブモーターショーで発表いたしました。

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アロイス・ルーフ氏は、長年に渡り一つの夢を思い描いていました。
その夢とは、「ポルシェ911によりパワーのある自然吸気エンジンを搭載することができれば更にエキサイティングな車を作ることができる。」というものでした。そしてこの夢を実現することで、アロイス・ルーフ氏自身が初めて911に触れた際に受けた大きな感動と同じものを現代のオーナーに与えることができると考え、8シリンダーエンジンの開発プロジェクトをスタートさせました。

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RUF社が新たなエンジンに必要としたのは軽量かつコンパクトであること、そしてレーシングエンジンのDNAを持った最新鋭のエンジンであることでした。そこでアロイス・ルーフ氏は長年親交のあったラインハルト・ケネカー氏に本プロジェクトの開発リーダーを依頼しました。

ラインハルト・ケネカー氏は自動車のエンジン開発チーフとして多くのプロジェクトに携わった経験を持ち、ポルシェ社在籍時代はハンス・メッツガー氏と共に長年仕事を行いました。またケネカー氏の実績は乗用車エンジンのみに留まらず、グループCカーやフォーミュラ1、DTMなどのレーシングエンジンでも開発チーフとして多くの実績を残し、まさに本プロジェクトのリーダーとして最適なエンジニアでした。

ケネカー氏をリーダーとしRUF社により開発されたエンジンは“RUF001”と名付けられ、V型8気筒4.5lというスペックながらも911のエンジンスペースに搭載することが可能となりました。
911にV8エンジンを搭載すると聞くと誰もが重量の増加と重心位置の悪化を懸念されると思います。しかし“RUF001”は従来のフラット6よりも40kgもの軽量化を果たし、更にフラット6のような低重心位置を実現しています。リアアクスルより後ろで40kgもの重量を低減させることは、911の運動性能を更なる次元へと押し上げます。


この重量設定にも表れるRUF社の設計思想には、「投入する新技術とは911を刷新するものではなく、常に911の限界点や楽しみを拡張するものであるべきである。」という、アロイス・ルーフ氏の哲学が存分に反映されています。


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“RGT-8”は2011年春からの生産予定です。


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